機材の保守、調整をしっかり行い、末永くベストコンディションで使いましょう!^^
 お約束ですが、分解、改造等は自己責任でお願いします。


■Nikon D40 赤外カットフィルター交換(除去)改造

 安価なのに高感度時、長時間露出時にやけに低ノイズ。 軽量で接眼部に負担が掛からない。
 なによりデジタル一眼でないがしろにされがちなファインダーが明るくて慣れればファインダーで
 ピントがかなり追い込めてしまうという、天体写真適性がとても高いと感じる、NikonのD40.

  自己改造に挑戦される方、当方が人柱になった時の情報を公開致します。
 現時点ではWeb上にD40の改造方法はどこにもないと思います。(2007.10現在)
 出血サービスですよ〜。

 ハンダごてをにぎったこともない方、機械分解好き以外の方は自分で改造せず、業者に依頼
 されるほうが安全です。 どうしても改造したくてたまらないメカフェチの方、あるいは勇気はあるが
 金は無い!という同志へ。;;

 でも本当のメカフェチならばこんな情報に頼らずすでにご自身で改造されてますね。 きっと。(笑)
 当改造に関する質問はお受けできません。 



 <用意する物>
   精密ドライバー
   先が尖り、曲がっている精密ピンセット
   ハンダごて、ハンダ
   天文用赤外カットフィルター(交換用)
   気合を入れる為の酒。


まず、外装のネジを外して基盤を露出させます。
 外す個所は底面、バッテリー蓋の内側、レンズの付け根等外から見えているネジを
 片っ端からはずせば外せます。 底面を先に、次に背面という順番です。
 背面には液晶がケーブルでつながっていますのでそのまま作業することもできますが
 やりにくい場合はコネクターを外してください。


ここからは写真付きでどうぞ。 コネクターの外し方はイジワルしちゃいます。ここでは書きません。
たぶんここが第一関門です。 ヒントは「FPCコネクタ」です。 O○R○N社の技術情報に、、、ゲフゲフっ
ハンダをはがす個所は、左上のピンクの線1箇所でOKです。 基盤下部にあるレリーズモーターの線は
外さなくても作業できます。

  
  


  


  

 なお、現在光映社さんにて、D40専用の天体用赤外カットフィルターを販売してくれますので、元のフィルターと交換すれば
 天文用スペシャルなD40にすることができます。

 ただ単に除去しただけではホワイトバランスが補正範囲外で、特に天体のような長時間露出時に赤外カブリを起こし
 使い物になりません。 赤外カット能力のあるIDASのLPS-P2との組み合わせで当初試しましたが、それでも不足で
 画像処理が大変です。 天文用フィルターを入手して交換されたほうがいいです。

 当初あまりにお金がなかったので、、^^;


 <2008.01.07追加>

  Nikon  D50  D70 D70s  D100  D200 
  Canon  D60  10D  20D  30D  Rebel XT (キスデジX)  Rebel (キスデジ)
  の赤外カットフィルター改造方法の載っているWeb見つけました。
 

  海外の方はDIY精神が旺盛です。 天体用ではなく、赤外写真で自然の写真を楽しもうって趣旨のところですが改造手順が大変丁寧に写真付きで
  紹介されています。 D40以外の方参考になるかと思います。


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