機材の保守、調整をしっかり行い、末永くベストコンディションで使いましょう!^^
お約束ですが、分解、改造等は自己責任でお願いします。
■ビクセン VC200LでLPS-P2を使う小技 (2008.1.6公開)
VC200Lで直焦撮影時にフィルターをどうやって装着するか
解説です。
ビクセンの誇る6次非球面鏡を持つ長焦点フォトビジュアル鏡VC200L。
VC200Lはフォトビジュアル鏡ですから、メーカーも専用のレデューサを提供しています。
しかし、決定的な問題が。
写真用なのにフィルターが装着できない、、、。
(もちろん途中からBORGパーツに入れ替える手もありますがビクセンの直焦点ワイドアダプター60での話です)
問い合わせてみたところ、VC200Lではフィルターを装着する術がないというのが
メーカーさん公式見解でした。
しかし、いつも困った時に助け舟を出してくれる、とっても親切なビクセンマーケティングの担当さんがヒントをくれました。
「VC200Lのレデューサに付属している60mmアダプターに55mmの
ネジがあるのでひょっとしたら、、、」と。
用意するのは ケンコーの【ステップダウンリング55→52mm】です。 カメラ屋さんで売っています。
カメラレンズ側が55mm、フィルター径が52mmのもので
本来フィルターを他の口径のレンズに使いまわすためのアダプターです。
写真のように
VC200L用レデューサに付属する60mmアダプタのカメラ側
から逆向きにステップダウンリングをねじ込み、
そこにカメラ側からフィルターを装着します。 LPS-P2は光学的に表裏が ないので裏向きでも大丈夫です。
おそらくVC200L使いの方もおなじようなことで苦しんで
おられると思い紹介してみました。
ちなみにこのVC200L用レデューサ付属の60mmアダプターとステップダウンリングを持っていれば、
ビクセンの60φ接眼部を持つ他の鏡筒でも使えますから(R200SSでは光路長が足りず使えません。主に屈折系で)
ちょっとしたフィルターアダプターとして使いまわしができますよ。