「M31(アンドロメダ銀河)」
<67判フィルム> |
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撮影日時: 2006年9月27日 21:30〜
撮影場所: 愛知県豊田市
撮影鏡筒: ビクセンDED108SS(D=108 FL=560 F5)
赤道儀: ビクセン ニューアトラクス(スカイセンサー2000PC仕様)
ガイド鏡: ビクセン シャトルスコープ80S(D=80 FL=480
F6)
ガイド: ビクセン AGA-1にてオートガイド
カメラ: ペンタックス6X7
フィルム: コダックE200
フィルター: 無し
露出時間: 40分 +2増感
この晩は驚くほど透明感のある空でした。 画像処理でバックを
暗くしすぎてしまいましたが、ポジでも比較的ハイコントラストな像が
得られたことは、たった1年前まで、この場所も結構空が暗かった
ことを感じさせます。 急激に光害の影響が拡大していることは
フィルムを使った場合のほうが実感できるように思います。
M31は光害カットフィルターを使用しないほうが力強く写ります。
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「NGC 7293(らせん状星雲)」
<600万画素
デジタル一眼レフ> |
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撮影日時: 2007年11月3日
撮影場所: 長野県南部T山
撮影鏡筒: ビクセンR200SS(D=200 FL=800 F4)
+ コマコレクター2
赤道儀: ビクセン ニューアトラクス(スカイセンサー2000PC仕様)
ガイド鏡: ビクセン A80S(D=80 FL=480
F6)
ガイド: ビクセン AGA-1にてオートガイド
カメラ: Nikon D40 (赤外カットフィルターを天体用に自己改造)
フィルター:IDAS LPS-P2
露出時間等: ISO1600の設定で 5分露出を3枚撮影。
YIMGでダーク減算後、PhotoShop3.0.5Jにてコンポジット
直視径が最大の惑星状星雲。 眼視でも淡いリングを見ることが出来ます。
写真では赤とエメラルドグリーンの対比が美しい。
撮影のチャンスを逃し続け、光害の中に沈みつつあるNGC7293を
半ば強引に撮影しました。 LPS-P2(光害カットフィルター)の威力は凄い。
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「NGC7635(バブル星雲)」
未完
<600万画素
デジタル一眼レフ> |
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撮影日時: 2007年10月5日 23:40〜
撮影場所: 愛知県豊田市
撮影鏡筒: ビクセン開発工業 AV-VC200L (D=200 FL=1800 F9
を専用レデューサにてFL1260
F6.4にて撮影)
赤道儀: ビクセン ニューアトラクス(スカイセンサー2000PC仕様)
ガイド鏡: ビクセンA80S(D=80 FL=480 F6)
ガイド: ビクセン AGA-1にてオートガイド
カメラ: Nikon D40 (赤外カットフィルター除去のみ。自己改造)
フィルター: IDAS LPS-P2
露出時間: ISO1600の設定で10分 カメラ内NR
どうもこのターゲットを狙うといつも雲ってしまう(笑)
この日もピントを合わせなおす間もなく雲ってしまい、以後チャンスに
恵まれなかった。 コンポジットもせずこれ1枚きり。
来シーズンはじっくり撃ち落したいです。 忘れぬよう掲載(苦笑)
衝撃波によりその名のごとく泡のように膨らんだ状態が面白く
上手く撮ったらとても美しいのではないだろうか。 |
「M74」
<600万画素
デジタル一眼レフ> |
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撮影日時: 2008年1月6日 19:30〜
撮影場所: 愛知県豊田市
撮影鏡筒: ビクセンR200SS(D=200 FL=800 F4)
+ 旧コマコレクター
赤道儀: ビクセン ニューアトラクス(スカイセンサー2000PC仕様)
ガイド鏡: ビクセン A80S(D=80 FL=480
F6)
ガイド: ビクセン AGA-1にてオートガイド
カメラ: Nikon D40 (赤外カットフィルターを天体用に自己改造)
フィルター:
露出時間等: ISO1600の設定で 10分露出を4枚撮影。
YIMGでダーク減算後、PhotoShop3.0.5Jにてコンポジット
撮り遅れました。 この撮影場所は西側の光害が酷いのですが
ついつい深追いを、、、 強引な処理で見れるようにしましたが
次シーズン忘れずに狙いなおしたいです。 VC200Lのような長焦点で
ガバッと強拡大するのも面白そうですが、遠くにあるって雰囲気は
このくらいのほうが出るでしょうか。
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「h−χ二重星団」
<600万画素
デジタル一眼レフ> |
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撮影日時: 2008年1月6日 20:40〜
撮影場所: 愛知県豊田市
撮影鏡筒: ビクセンR200SS(D=200 FL=800 F4)
+ 旧コマコレクター
赤道儀: ビクセン ニューアトラクス(スカイセンサー2000PC仕様)
ガイド鏡: ビクセン A80S(D=80 FL=480
F6)
ガイド: ビクセン AGA-1にてオートガイド
カメラ: Nikon D40 (赤外カットフィルターを天体用に自己改造)
露出時間等: ISO800の設定で 10分露出を3枚撮影。
YIMGでダーク減算後、PhotoShop3.0.5Jにてコンポジット
フィルター:LPS-P2
カシオペアの近くで淡く肉眼でも見える二重星団。 双眼鏡で
観望すると大変美しいです。 低倍率にした望遠鏡では何回みても
飽きることのない美しさ。 この天体は写真より眼視観望のほうが
ずっと綺麗に感じます。 是非ご自身の双眼鏡や望遠鏡でご覧下さい。
天の川が見えるような場所で見ると格別です。(街中では面白くないです)
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「IC1396 & ガーネットスター」
<67判フィルム> |
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撮影日時: 2007年11月3日 19:30〜
撮影場所: 長野県南部T山
撮影鏡筒: ビクセンDED108SS(D=108 FL=560 F5)
赤道儀: ビクセン ニューアトラクス(スカイセンサー2000PC仕様)
ガイド鏡: ビクセンA80S(D=80 FL=480 F6)
ガイド: ビクセン AGA-1にてオートガイド
カメラ: ペンタックス6X7
フィルム: コダックE200
フィルター: IDAS LPS-P2
露出時間: 45分 +2増感
ケフェウス座のμ星(ガーネットスター)のすぐ南に張り付いている。
このシーズンIC1396は曇天やピント移動で撮影に連続して失敗
したのでシーズンオフ近くになってしまった。ポジをルーペで見ると
ものすごく沢山の星に埋め尽くされ大変感動的です。
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「M31(アンドロメダ銀河)」
短焦点アクロマートと
入門用赤道儀よる挑戦例
<600万画素
デジタル一眼レフ> |
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撮影日時: 2007年10月17日 25:00〜
撮影場所: 愛知県豊田市
撮影鏡筒: ビクセン開発工業 AV-102SS
(D=102 FL=400 F3.9
に専用レデューサコレクタAV-1を
入れ、FL=367mm F3.6 として撮影。)
赤道儀: ビクセン GP赤道儀 (2軸モーター)
ガイド鏡: ビクセン A80S(D=80 FL=480
F6)
ガイド: ビクセン AGA-1にてオートガイド
カメラ: Nikon D40 (赤外カットフィルター除去 自己改造)
露出時間等: ISO1600の設定で 7分露出を2枚撮影(
カメラ内NR)
PhotoShop3.0.5Jにてコンポジット)
フィルター:バーダープラネタリウム フリンジキラー48φ
この日は短焦点アクロマートの強烈な青ハロを軽減する目的で入手した
バーダーのフリンジキラーフィルターを入れてのテスト撮影。
まだかなり出ていますが無いときと比べると雲泥の差です。
系外銀河の場合処理のしやすさもありますが効果大だと思います。
逆にLPS-P2を入れるとしょぼくれてしまいます。
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「M45 プレアデス星団(すばる)」
短焦点アクロマートと
入門用赤道儀よる挑戦例
<600万画素
デジタル一眼レフ> |
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撮影日時: 2007年10月17日 25:20〜
撮影場所: 愛知県豊田市
撮影鏡筒: ビクセン開発工業 AV-102SS
(D=102 FL=400 F3.9
に専用レデューサコレクタAV-1を
入れ、FL=367mm F3.6 として撮影。)
赤道儀: ビクセン GP赤道儀 (2軸モーター)
ガイド鏡: ビクセン A80S(D=80 FL=480
F6)
ガイド: ビクセン AGA-1にてオートガイド
カメラ: Nikon D40 (赤外カットフィルター除去 自己改造)
露出時間等: ISO400X4分 + ISO800X4分 + ISO1600X3分
(カメラ内NR)
PhotoShop3.0.5Jにてコンポジット)
フィルター:バーダープラネタリウム フリンジキラー48φ
上のM31の後に撮影しました。 短焦点アクロマートの青ハロも
見方によっては幻想的な効果になるでしょうか。 フリンジキラー
かなり効いていますが画像処理油断すると逆にハロを強調する
羽目になりますので唸りながら処理しました。 冗談で始めたAV102SS、
やけに奥深い楽しさがありちょっとクセになっております。
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「M45 プレアデス星団(すばる)」
コマコレクター2使用時
<600万画素
デジタル一眼レフ> |
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撮影日時: 2007年11月14日
撮影場所: 長野県南部T山
撮影鏡筒: ビクセンR200SS(D=200 FL=800 F4)
+ コマコレクター2
赤道儀: ビクセン ニューアトラクス(スカイセンサー2000PC仕様)
ガイド鏡: ビクセン A80S(D=80 FL=480
F6)
ガイド: ビクセン AGA-1にてオートガイド
カメラ: Nikon D40 (赤外カットフィルターを天体用に自己改造)
露出時間等: ISO800の設定で 10分露出を3枚撮影。
YIMGでダーク減算後、PhotoShop3.0.5Jにてコンポジット
フィルター:なし
コマコレクター2の内部反射で輝星に派手なゴースト(虚像)が
出てしまった。 LPS-P2を外しても出るのでコマコレクター2自体の問題。
旧コマコレクター(国産)では発生しない。 現在は旧コマコレクターを
使用しています。
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「M45 プレアデス星団(すばる)」
旧コマコレクター使用時
<600万画素
デジタル一眼レフ> |
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撮影日時: 2008年1月4日
撮影場所: 愛知県豊田市
撮影鏡筒: ビクセンR200SS(D=200 FL=800 F4)
+ コマコレクター2
赤道儀: ビクセン ニューアトラクス(スカイセンサー2000PC仕様)
ガイド鏡: ビクセン A80S(D=80 FL=480
F6)
ガイド: ビクセン AGA-1にてオートガイド
カメラ: Nikon D40 (赤外カットフィルターを天体用に自己改造)
露出時間等: ISO800の設定で 10分露出を4枚撮影。
YIMGでダーク減算後、PhotoShop3.0.5Jにてコンポジット
フィルター:LPS-P2
とある方のご親切で入手できました旧コマコレクターでのテスト撮影。
先端にコマコレクター2のフィルター取り付けリングをねじ込んで
LPS-P2も装着しましたがゴーストが発生しないので大喜び。
StarCampさんのHPでヒント頂きました。
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「M31(アンドロメダ銀河)」
<600万画素
デジタル一眼レフ> |
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撮影日時: 2008年1月4日 18:50〜
撮影場所: 愛知県豊田市
撮影鏡筒: ビクセンR200SS(D=200 FL=800 F4)
+ 旧コマコレクター
赤道儀: ビクセン ニューアトラクス(スカイセンサー2000PC仕様)
ガイド鏡: ビクセン A80S(D=80 FL=480
F6)
ガイド: ビクセン AGA-1にてオートガイド
カメラ: Nikon D40 (赤外カットフィルターを天体用に自己改造)
露出時間等: ISO800の設定で 10分露出を4枚撮影。
YIMGでダーク減算後、PhotoShop3.0.5Jにてコンポジット
フィルター:LPS-P2
旧型コマコレクターに細工しLPS-P2を取り付けました。
やはり旧型のほうが良好です。 この日は観望仲間の皆様が大勢
いらっしゃっていて天候はすぐに崩れてしまいましたが大変楽しい
年始の遠征となりました。
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「NGC1499(カリフォルニア星雲)」
<67判フィルム> |
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撮影日時: 2008年1月6日 22:10〜
撮影場所: 愛知県豊田市
撮影鏡筒: ビクセンDED108SS(D=108 FL=560 F5)
赤道儀: ビクセン ニューアトラクス(スカイセンサー2000PC仕様)
ガイド鏡: ビクセンA80S(D=80 FL=480 F6)
ガイド: ビクセン AGA-1にてオートガイド
カメラ: ペンタックス6X7
フィルム: コダックE200
フィルター: IDAS LPS-P2
露出時間: 37分 +2増感
雲が広がったり隙間が出来たりと忙しい夜でした。天の川は心眼で
見えるか、という最低のコンディションでしたが年初一発目のフィルムを
使いたい一心でつい装填してしまいました。 あまりに透明度が悪いので
45分くらい露出したかったのですがカブりそうなので切り上げました。
眼視ですと私は見えたことがないです。 周囲の星並びで構図を決定
します。 縦構図で狙う方が多いのではないでしょうか。
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「IC405(まが玉星雲)
&IC410」
<67判フィルム> |
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撮影日時: 2008年1月6日 23:00〜
撮影場所: 愛知県豊田市
撮影鏡筒: ビクセンDED108SS(D=108 FL=560 F5)
赤道儀: ビクセン ニューアトラクス(スカイセンサー2000PC仕様)
ガイド鏡: ビクセンA80S(D=80 FL=480 F6)
ガイド: ビクセン AGA-1にてオートガイド
カメラ: ペンタックス6X7
フィルム: コダックE200
フィルター: IDAS LPS-P2
露出時間: 45分 +2増感
ぎょしゃ座の散光星雲。 定番過ぎですが何度でも撮りたくなります。
カリフォルニア星雲の次に撮影しました。途切れ途切れでの撮影。
筒先シャッターを持つ手が疲れました。 結構湿度があったので
いやな予感がしましたがやっぱり浮きました。
いままで吸引していなかったのがヌルさの現れなのですが、
必要性を痛感するこの頃。
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「M76 小亜鈴星雲」
<600万画素
デジタル一眼レフ> |
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撮影日時: 2008年2月4日 21:45〜
撮影場所: 愛知県豊田市
撮影鏡筒: ビクセン開発工業 AV-VC200L (D=200 FL=1800 F9
を専用レデューサにてFL1260
F6.4にて撮影)
赤道儀: ビクセン ニューアトラクス(スカイセンサー2000PC仕様)
ガイド鏡: ビクセンA80S(D=80 FL=480 F6)
ガイド: ビクセン AGA-1にてオートガイド
カメラ: Nikon D40 (赤外カットフィルターを天体用に自己改造)
フィルター: IDAS LPS-P2
露出時間: ISO1600の設定で7分露出X5枚コンポジット
夏の亜鈴星雲の小型バージョンみたいな星雲。 とても小さいので
冷却CCDで撮ったら面白そうですがお金がありません^^;
デジタル一眼で撮ってみました。 この手の惑星状星雲は青緑色と赤の
対比が美しいです。皆様も一度撮ってみてください。
眼視では色は見えませんがその存在は見ることができます。
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「M76 小亜鈴星雲」
中央部拡大
<600万画素
デジタル一眼レフ> |
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上記M76の中央部拡大像です。
ちっちゃいですね。
この日は小雪が舞ったり濃霧に襲われたりとなかなか刺激的でした(苦笑)
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「M1 かに星雲」
<600万画素
デジタル一眼レフ> |
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撮影日時: 2008年2月4日 23:00〜
撮影場所: 愛知県豊田市
撮影鏡筒: ビクセン開発工業 AV-VC200L (D=200 FL=1800 F9
を専用レデューサにてFL1260
F6.4にて撮影)
赤道儀: ビクセン ニューアトラクス(スカイセンサー2000PC仕様)
ガイド鏡: ビクセンA80S(D=80 FL=480 F6)
ガイド: ビクセン AGA-1にてオートガイド
カメラ: Nikon D40 (赤外カットフィルターを天体用に自己改造)
フィルター: IDAS LPS-P2
露出時間: ISO1600の設定で7分露出X3枚コンポジット
赤いフィラメントが面白い、なんとなく名前の雰囲気がわかる
かに星雲。 なぜか私にはワタリガニのイメージです。
眼視ですとぼんやりなんかあるかな〜?くらいに見えます。
わりに見つけやすいのでトライしてみてください。
ガイドがちょっぴりアヤシイです^^;
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「M45 プレアデス星団(すばる)」
プロビアX400のテスト
<67判フィルム> |
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撮影日時: 2007年10月17日 25:50〜
撮影場所: 愛知県豊田市
撮影鏡筒: ビクセンDED108SS(D=108 FL=560 F5)
赤道儀: ビクセン ニューアトラクス(スカイセンサー2000PC仕様)
ガイド鏡: ビクセンA80S(D=80 FL=480 F6)
ガイド: ビクセン AGA-1にてオートガイド
カメラ: ペンタックス6X7
フィルム: フジ プロヴィアX400
フィルター: IDAS LPS^P2
露出時間: 45分 +1増感
E200の代替フィルムテストとして、フジが比較的最近出した
プロヴィアX400を試した際のもの。 もともと青〜緑が鮮明に写る
傾向のあるメーカーという意識があったのでこのターゲットは
E200より具合がいいかなと狙ってみました。 確かに青はよく出ます。
ただE200の増感しても微粒子なのに慣れてしまうと、粗いな、という
印象があります。 が、赤も青もバランス良く映るという点では
代替フィルムとして候補になりそうな予感。
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「NGC7635(バブル星雲)
&M52」
<600万画素
デジタル一眼レフ> |
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撮影日時: 2008年7月11日 26:50〜27:35
撮影場所: 愛知県豊田市
撮影鏡筒: ビクセンR200SS(D=200 FL=800 F4)
+ 旧コマコレクター
赤道儀: ビクセン ニューアトラクス(スカイセンサー2000PC仕様)
ガイド鏡: ビクセン A80S(D=80 FL=480
F6)
ガイド: ビクセン AGA-1にてオートガイド
カメラ: Nikon D40 (赤外カットフィルターを天体用に自己改造)
露出時間等: ISO1600の設定で 10分露出を4枚撮影。
YIMGでダーク減算後、PhotoShop3.0.5Jにてコンポジット
フィルター:LPS-P2
通称バブル星雲あるいは、しゃぼん玉星雲と呼ばれるNGC7635です。
ビードロのような印象でチャーミングな造形です。 近くには散開星団の
M52があり同一視野で楽しむ方が多いターゲット。 なかなか透明度に
めぐまれませんが梅雨明け後はじっくりねらえそうです。
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「NGC253」
<600万画素
デジタル一眼レフ> |
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撮影日時: 2008年10月01日 22:15〜23:40
撮影場所: 長野県南部T山
撮影鏡筒: ビクセンR200SS(D=200 FL=800 F4)
+ 旧コマコレクター
赤道儀: ビクセン ニューアトラクス(スカイセンサー2000PC仕様)
ガイド鏡: ビクセン A80S(D=80 FL=480
F6)
ガイド: ビクセン AGA-1にてオートガイド
カメラ: Nikon D40 (赤外カットフィルターを天体用に自己改造)
露出時間等: ISO800 10分X2 + 12分X2 + 15分X2
YIMGでダーク減算後、PhotoShop3.0.5Jにてコンポジット
フィルター:LPS-P2
曇りが続いて撮りたいものが溜まっていた。平日だったが仕事が
終わってから我慢できず出撃(笑) 南の低いターゲットを観望&撮影
したかったのでちょっと遠出した。 物凄い湿度と酷いシーイング
だったが前日までの雨で塵が落ちてザラザラ感のある濃い天の川。
あまりに酷いシーイングだったので高感度設定では星が酷く肥大する
に違いない。 そこで感度を普段より落としてみた。
また細部から広がりのある部分まで写すために露出時間を3段階で
それぞれに役割を持たせてコンポジットしてみた。
いかにも渦巻きという感じで銀河の構造を知るのにいいターゲット
だと思う。 眼視でも割に良く見えました。
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「NGC253(拡大)」
<600万画素
デジタル一眼レフ> |
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撮影日時: 2008年10月01日 22:15〜23:40
撮影場所: 長野県南部T山
撮影鏡筒: ビクセンR200SS(D=200 FL=800 F4)
+ 旧コマコレクター
赤道儀: ビクセン ニューアトラクス(スカイセンサー2000PC仕様)
ガイド鏡: ビクセン A80S(D=80 FL=480
F6)
ガイド: ビクセン AGA-1にてオートガイド
カメラ: Nikon D40 (赤外カットフィルターを天体用に自己改造)
露出時間等: SO800 10分X2 + 12分X2 + 15分X2
YIMGでダーク減算後、PhotoShop3.0.5Jにてコンポジット
フィルター:LPS-P2
上記の中央部トリミング。 細部まで良く観察できる大物銀河です。
南の低い位置ですが、ケンタウルスAやオメガ星団ほどに
低いわけではありませんから透明度が高ければ眼視でも楽しめます。
アンドロメダの1/4くらいの大きさに見えます。
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「M31」
<600万画素
デジタル一眼レフ> |
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撮影日時: 2008年11月01日 23:40〜26:40
撮影場所: 愛知県豊田市
撮影鏡筒: ビクセンR200SS(D=200 FL=800 F4)
+ 旧コマコレクター
赤道儀: ビクセン ニューアトラクス(スカイセンサー2000PC仕様)
ガイド鏡: ビクセン A80S(D=80 FL=480
F6)
ガイド: ビクセン AGA-1にてオートガイド
カメラ: Nikon D40 (赤外カットフィルターを天体用に自己改造)
露出時間等: 10分X5+10分X4上下モザイク
YIMGでダーク減算後、PhotoShop3.0.5Jにてコンポジット
フィルター:LPS-P2
今シーズン何度狙っても即曇るという苦戦ターゲットのM31です。
誰もが見て、撮って楽しみたい秋の大人気天体ですが何度見ても
撮って楽しめる味わい深いターゲットでもあります。
今回はモザイク撮影に適さないと一般に言われる反射でやってみました。
案外それっぽくいけるみたいです。が、天候が続かず下半分のコマが
粗いです。 今シーズンまだチャンスがあったら完成度を高めたいなぁ
と思っておりますが、現状でとりあえずアップします。 この日の
撮影場所は観望仲間の人が大勢で大変楽しかったです。
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「NGC7203 アイリス星雲」
<600万画素
デジタル一眼レフ> |
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撮影日時: 2008/11/22 18:55〜19:55
撮影場所: 長野県小川村 小川天文台
撮影鏡筒: ビクセンR200SS(D=200 FL=800 F4)
+ 旧コマコレクター
赤道儀: ビクセン ニューアトラクス(スカイセンサー2000PC仕様)
ガイド鏡: ビクセン A80S(D=80 FL=480
F6)
ガイド: ビクセン AGA-1にてオートガイド
カメラ: Nikon D40 (赤外カットフィルターを天体用に自己改造)
露出時間等: ISO1600 10分X1 12分X2 ISO800 10分X2 15分X1
YIMGでダーク減算後、PhotoShop3.0.5Jにてコンポジット
フィルター:LPS-P2
ずっと天候不順で撮り逃しの多い2008年度ですが、いつもの観望地では
すでにタイムアウト(西側に光害があります)。 しかしこの場所なら
西側がつかえます。 応援している長野県の小川天文台での撮影。
同天文台の施設運用団体発足式に出席するため出かけたのですが
きっちり撮影機材は積んであります。 翌日朝からの会合があるのに
いつもの調子で2時半くらいまで撮影。 雪もあり雨も降っていたのに
この日は快晴で撮影を楽しめました。 この写真は台長と奥様の
献身的な活動へ心ばかりの感謝をこめて進呈したものです。
分子雲の中で新星が生まれているような領域なのでしょう。
中で生まれた星が回りの分子雲を照らして、その圧力で広がっている
様子ではないでしょうか。 青っぽい色と形状が美しい天体です。
眼視でもぼんやり見えます。
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「M33 2008年」
<600万画素
デジタル一眼レフ> |
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撮影日時: 2008/11/30 23:00〜24:00
撮影場所: 愛知県豊田市
撮影鏡筒: ビクセンR200SS(D=200 FL=800 F4)
+ 旧コマコレクター
赤道儀: ビクセン ニューアトラクス(スカイセンサー2000PC仕様)
ガイド鏡: ビクセン A80S(D=80 FL=480
F6)
ガイド: ビクセン AGA-1にてオートガイド
カメラ: Nikon D40 (赤外カットフィルターを天体用に自己改造)
露出時間等: ISO800 15分X4枚
YIMGでダーク減算後、PhotoShop3.0.5Jにてコンポジット
フィルター:LPS-P2
そういえば今年はまだM33撮ってなかったなぁ、、と今年版です。
毎年同じ姿なんでしょうが再び見たり撮ったりしたくなるのが
星好きのサガなのでありましょう。 昨年より露出や処理なども
改善されていくのが分かるとよりその天体の特徴を深く知ることが
できます。 この日は天の川が殆ど見えない状態で透明度が
物凄く悪かったのですが明るめのM33ですから写ってくれました。
シーイングはとてもよかった為ガイドは安定していました。
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「M45 2008年」
<600万画素
デジタル一眼レフ> |
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撮影日時: 2008/11/30 24:20〜25:50
撮影場所: 愛知県豊田市
撮影鏡筒: ビクセンR200SS(D=200 FL=800 F4)
+ 旧コマコレクター
赤道儀: ビクセン ニューアトラクス(スカイセンサー2000PC仕様)
ガイド鏡: ビクセン A80S(D=80 FL=480
F6)
ガイド: ビクセン AGA-1にてオートガイド
カメラ: Nikon D40 (赤外カットフィルターを天体用に自己改造)
露出時間等: 上下2枚モザイク合成。各々ISO800 10分X2 15分X1
YIMGでダーク減算後、PhotoShop3.0.5Jにてコンポジット
フィルター:LPS-P2
上のM33とおなじ晩に撮影したプレアデス星団(M45)です。
M45はキラキラした雰囲気が美しさを引き立てるのでどうしても
副鏡スパイダーによる回折像(十字線)が欲しいのですが
ニュートン反射ですと短焦点でもF4、800mmです。
周りを踊るような並びの小さい星も入れて、周囲のスキマも
欲しいところです。 そうなるともう1コマでは写野が狭すぎるので
上下2分割で撮影し後で合成するモザイク撮影としました。
もっとクリアな空でじっくり露出してみたらきっと透き通った感じに
なろうかと思います。 同晩はポルタ経緯台に乗せたFS60Cで観望。
このM45は低倍率の望遠鏡で見るとまた別の美しさが
あっていいですねぇ。 双眼鏡でもオススメのターゲットです。
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「NGC281 2008年」
<600万画素
デジタル一眼レフ> |
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撮影日時: 2008/11/30 21:45〜23:00
撮影場所: 愛知県豊田市
撮影鏡筒: ビクセンR200SS(D=200 FL=800 F4)
+ 旧コマコレクター
赤道儀: ビクセン ニューアトラクス(スカイセンサー2000PC仕様)
ガイド鏡: ビクセン A80S(D=80 FL=480
F6)
ガイド: ビクセン AGA-1にてオートガイド
カメラ: Nikon D40 (赤外カットフィルターを天体用に自己改造)
露出時間等: ISO800 10分X1 15分X4
YIMGでダーク減算後、PhotoShop3.0.5Jにてコンポジット
フィルター:LPS-P2
肉眼では全く見えないのに写真だとかなり簡単に写るNGC281です。
私の中では「いちごちゃん」のニックネームですが管理人がただの
食いしん坊なだけか、最初見たときからそう感じました。
昨年も同じターゲットを撮影したのですが、同じ機材、同じ場所でも
随分写りが変わりました。 中古ばかりで大していい道具は
買えませんが自分としては精一杯で手にいれた道具ですから
大事に使いたいものです。 人間のほうも使い慣れて来て
それぞれの道具の性能を引き出してやれるように少しは
なってきたのかもしれません。
すぐに次の道具に移行することもできますが、長く使ってみるのも
悪くないのではないでしょうか。
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